福留起用の意図
今日のお題はこちら。
立浪監督はなぜ福留孝介を使い続けるのか 20打数無安打で打率.000...代打采配に疑問の声(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース
ドラ党の間でもかなり槍玉に上がっている福留の起用法についてです。
45歳さすがに衰えたと言っていいでしょう。
昨年はファールには出来ていた速球を全くバットに当てられなくなりました。
画面越しにもバットとボールが明らかに離れているのが分かるレベルで、もう「当たるわけない」という空振りが目立ちます。
素人目にも結果が出ないとわかってしまう中で、なぜ立浪監督は出場機会を与え続けるのか?
邪推すると、おそらく彼の契約には監督の権限が及ばない中日新聞本社の介入があるのではないでしょうか。
例えば契約の中に、「故障以外の2軍落ち不可」とか「シーズン○○打席以上の起用」みたいな条項があるのでしょう。
(この球団でこういったことが起こるのはドラ党の皆様はお察しかと)
正直なところ、これだけ結果が出ていないにも関わらず打席を与えているのは、監督としても「早く本人に決断してもらいたい」という一心なのでは。。。
それを裏付ける理由として、監督の福留に対するコメントが不自然なほどアマちゃんだということが挙げられます。
中日・立浪監督 45歳・福留孝介を「打率0割」でも一軍に置き続ける理由 | 東スポのプロ野球に関するニュースを掲載 (tokyo-sports.co.jp)
高卒ルーキーじゃあるまいし、「ちょっと前に飛ぶようになった」なんてコメントありますかねwww
ほとんど期待してないと言っているのと同じじゃないでしょうか。
この類のコメントは他にもみられましたが、これって遠回しに本人への最後通告をしているように聞こえます。
要するに「契約の打席数消化まで待てんから、さっさと自分から辞めると言え」ってことですよ。
だから、調整期間も与えず試合に出し続けているのではないでしょうか。
ただ、それなら勝敗のプレッシャーが掛からない局面で起用すれば良いという意見もあるかと思います。
その通りなんですが、この部分は立浪監督が鬼になり切れない部分なのかもしれません。
それは、自身も選手晩年を代打稼業で過ごし、同じようなスランプに陥ったことがあること、超一流の実績を残したプライドが理解出来ること、それらが監督の胸中を巡るからこそ今の起用が続いているのだと思います。
それに、ここで関係が拗れることは避けたいのは本音でしょう。
チームとしては、豊富な経験と卓越した打撃理論を持つ福留のことを、引退後は指導者として迎え入れたいというプランがあるはずです。
そこで、監督に嫌われ役になってもらい肩を叩いてもらう。そうすることで引退のトリガーは監督にあり、球団は立浪監督を弾避け(!)に利用して、福留と関係が悪化することを避けるワケです。
現政権の間は距離を置くことになるかもしれませんが、いずれ監督になってもおかしくはない存在です。
球団のパトロンにはこういった青写真があるのではないでしょうか。
まあ、立浪監督自身もそれを織り込み済なのかなぁと思ってます。
(なんだかんだ言われますが出来る人ですから)
しかし、タイムリミットは確実に近づいていると思います。
福留がバットで答えを出すのか、引き際と決めて2軍に落ちるのか。
勝敗とは別のところで注視していきたいネタだと思っています。